
カウンセリングに申し込まれる方の中には、「悩みはたくさんあるけれど、どれを話して良いのかわからない」と言う方がいらっしゃいます。
平成22年に内閣府が発表した ”地域における相談ニーズに関する調査” では、一人当たりの平均の悩みの数は4個だったそうです(ちなみに、女性が4.1個、男性が3.8個)
ちょっとデータは古いものの、ご自身を振り返ってみるとどうでしょう?確かに。と納得する方も多いのではないでしょうか(心配性な私は大小含めると悩みの数ははるかに平均を上回ります!)
なので、カウンセリングで扱う悩みは1つじゃないといけないということはもちろんありません。大きな悩み・小さな悩み、それぞれの悩みをきれいに分けることも難しいと思いますし、たくさんの悩みの中にその人らしさや共通点が見えるなあとセラピストとして感じることも多いです。
内容に関しても、この悩みはカウンセリングで話さないほうが良いというものはありません。なんでも構わないのです。具体例をあげるとこのようなことでカウンセリングをうけようと思われる方がいます。
周りの人になかなか言えないことでも、話してそんなことで悩んでるの?と言われてしまったことでも、カウンセリングを受けてみようと勇気をもって申し込む方が多いと思うので、大切なお話、大切なクライエントさんの一部として一緒に見つめて深めながら、解決に向けてカウンセリングで心の作業に取り組んでみるのはどうでしょう。